以前記事にいたしましたエコモット社の配筋検査ARシステムのBAIAS®️
まだご覧になってない方は、以下の記事よりご覧ください。
そんな配筋検査ARシステムのBAIAS®️に新機能が追加されました!
さすがベースがiPad Proです。新機能の追加がとても容易でどんどん現場に必要な機能が加わってきます。
新機能は、鉄筋かご計測機能となります。
システム内容としては、場所打ちコンクリート杭に配筋する鉄筋の間隔を計測する「鉄筋かご計測機能」となります。
エコモット社による開発の経緯は以下の通りとなります。
場所打ちコンクリート杭は、現場の地面を掘削して、地上で組み立てた円筒形状の「鉄筋かご」を挿入し、コンクリートを打設して形成される杭です。構造物の基礎となる杭(場所打ちコンクリート杭)が所定の強度を発揮できるよう、この「鉄筋かご」の鉄筋間隔や本数が設計図書の規定を満足するか確認しなければなりません。 特に検査では、テープロッドや巻尺・コンベックスの計測時に目盛りが読みにくい、値がばらつく、といった課題があり、複数の作業員による対応も必要でした。 また多くの配筋検査システムと同様に、「BAIAS」も平面形状の配筋のみ計測可能であり、曲面形状の配筋計測について、お客様からも対応のご要望を数多く頂いておりました。 そのため、今回のバージョンアップでは、設計値を表した円形の計測範囲(赤枠)を「鉄筋かご」の円周に合わせ、ARマーカーを現実の鉄筋に重ねることで、「鉄筋かご」の鉄筋間隔を計測する機能(鉄筋かご計測機能)を追加し、平面形状以外の配筋計測への対応を実現させました。 本機能の追加により活用の幅が拡大することで、検査プロセスにおける一層の省力化が期待されます。
現場の「不」=不満、不効率、不備等を確実に解決するエコモット社には、さすがの一言です。
今後も新しい機能の追加を期待しましょう!!
商品の紹介のため、エコモット社のプレリリースとなります。
配筋検査ARシステム『BAIASⓇ』に鉄筋かぶり計測機能を追加 ダブル配筋の計測へも対応 https://www.ecomott.co.jp/topics/4592/
配筋検査ARシステム『BAIASⓇ』に電子小黒板機能を追加 https://www.ecomott.co.jp/topics/4484/
配筋検査ARシステム『BAIASⓇ』が中部DX大賞 奨励賞を受賞 https://www.ecomott.co.jp/topics/4461/
配筋検査ARシステム『BAIASⓇ』に2点間計測機能を追加 https://www.ecomott.co.jp/topics/4401/
配筋検査ARアプリを開発 https://www.ecomott.co.jp/topics/4266/
ありがとうございました。
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