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知らないと危ない!進入車両停止装置とまるくんの正しい設置方法




商品名:進入車両強制停止装置とまるくん

NETIS:旧CB -080028-VE

メーカー:株式会社ハナイ


令和6年4月1日更新


「とまるくん」、こちらの商品は、交通規制に携わる方や舗装道路工事を行っている皆様において知らない人はいないと思います。


この「とまるくん」は、工事現場や交通規制に不意な進入車両に対して、強制的に安全に停止させれる商品となります。


私も交通規制が行うわれる現場においては、この商品を必ず提案しています。

実体験として、この「とまるくん」があったからこそ事故を最小限に止めれたこともありました。実体験で起きた事故というのは、片側交互通行で西陽により運転手の視界が遮られ、規制帯に誤進入してしまったが、「とまるくん」があったことにより「とまるくん」の損傷だけで怪我人もなく事故を最小限に抑えることができました。


このように事故被害を最小限に食い止めてくれる頼もしい商品です。

正しく使用すれが現場を守ってくれる「とまるくん」ですが、ここで問題となっているのが「とまるくん」の正しい設置方法となります。


この「とまるくん」実は正しい設置をされないと効果を最大限に発揮できません。

本来の事故を最小限に食い止めれることができず、作業員も運転者も守れなくなります。



今回の記事は、「とまるくん」の正しい設置方法を解説し、理解して頂き現場の安全を守ってほしいと思います。




・とまるくん基本性能




・商品組み立て方法

現場では、意外と正しい設置がされていないケースがあります。例えば、とまるくんの向きが反対であったりと・・・。

下記の動画を見て今一度正しい設置を理解してください。


現場の責任者は、ガードマンに設置を任せがちですが、とまるくんが正しく組み立てと設置がされているのか確認して頂くことを推奨します。むしろ必ず行なって頂きたいです。





・とまるくんの正しい設置方法

正しい組み立てを理解したら次は正しい置き方であります。

多く現場はこの重要な置き方が間違っています。


★設置における重要ポイント★

ポイント①:とまるくんの設置台数は2〜3台

ポイント②:乗用車60km走行の車両が停止する距離は9m(アスファルト路面乾燥)

ポイント③:車線減少時のとまるくんピッチは3m


非常に残念なケースは、とまるくんがピッタリ規制帯やガードマンのすぐ近くに設置されているのです。

停止距離9mを必ず理解しなくてはいけません。





このような中で重要な車線減少と片側交互通行規制の設置方法を説明していきます。



・車線減少(一般道)





・片側交互通行


片側交互通行での設置について、悩まれる方が多いですし質問も多く頂きます。

交通規制は、車線減少のみならず片側交互通行をされる場合が多く、様々な交通規制に適した設置をしなくてはなりません。

片側交互通行は、車線減少と違い規制帯を長く設けれない現場です。


そこで私の提案としては、停止距離9mを意識した設置を行なってほしい。に尽きます。

前提として片側交互通行においては、車線減少と異なり誤進入車両のスピードが減少されていると考えます。気づいた時には、ブレーキを踏むため。もちろん全てがそうだとは言えません。あくまで私の考えです。規制帯の前には、看板や電光表示板の効果も踏まえてます。

その点を踏まえると停止距離9mを下回ることができると思います。


つまり重要なポイントは、

ポイント①:規制帯ととまるくんの距離を必ず9m離す

ポイント②:ガードマンはとまるくんの後ろに立たず横に立って誘導を行う




このように設置しましょう。




以上である。

(株)仙台銘板で正しい使用方法の説明があるため、こちらも一度確認して頂きたい。





正しい組み立てと設置を行えば、作業員と車両を守ることができる「とまるくん」

現場を守るためにも改めて設置方法を理解して安全を守っていきましょう!


ありがとうございました。





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