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誰もが知りたいコンクリート養生マットランキング!!




構造物の品質管理において重要な存在であるコンクリート養生マット

現在様々な養生マットが発売されているが、こんな質問があった。


「実際に現場での評価が高いコンクリート養生マットは何?」


このような悩みから、今回は実際に現場での評価が高いコンクリート養生マットをランキングで紹介する。


技術提案担当者も現場管理者も役立てる記事となる。



第3位


コンクリート養生多層シート「CURE RIGHT工法」

専用ページ↓


設計単価18,800円

卸価格15,000円 別途取り寄せ送料


①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・養生シートを4層構造にし、さらに層それぞれが保護層、分配層、保水層、吸水層と異なる機能をもたせた

②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・保水性が高くなり毎日の散水が必要なくなるため施工性の向上
・養生後の圧縮強度、凍結融解試験による耐久性、促進中性化深さの経時変化にて従来より品質が向上

③その他
・従来の湿潤養生方法は安価な散水養生が多く、シートを敷設する場合もブルーシートなどの汎用品を利用する事が多い
・コンクリートの品質向上の為には、水中養生が用いられている事もあるが、場所や対象物が限定される事、管理が大変である事などから現実的でない場合も多い
・コンクリート養生多層シート「CURE-RIGHT」は散水養生と比べて省力化、品質向上となり、水中養生と比べても品質は同等、省力化につながる
・またシートの規格は1巻あたり幅96㎝×長さ18mだが、カットや縫製も可能であるので、立体的な対象物への養生にも効果が期待できる

高保水養生ができるこちらの商品は評価が高い。

鉛直と平面どちらでも使用ができるため、どの構造物でも柔軟に施工することができる。






第2位


3Mコンクリート保水養生テープ

専用ページ


参考価格

卸価格約20,000円

別途お取り寄せ送料


①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
本テープは、湿潤な面にも接着し、3カ月程度の長期に渡って貼り置いても糊残りの発生しにくい特殊粘着剤を使用しているため、脱型後のコンクリート表面に直接貼ることが可能で、貼っている期間はコンクリート表面からの水の蒸発を極力抑える事が出来る。
コンクリート型枠脱型後に本テープを施工することで、それ以降の散水等の保水作業はテープが非透水で水の蒸発が無いので温度調整の目的以外では不要となる。従来は、夏場であれば2~3回/日程度、人力によって散水養生を繰り替えしていた。 従って、マスコン等で表面温度を抑制しなければならない場合を除けば、散水の必要が無い本工法は、省人化及び節水によるアルカリ汚濁水の減少で、周辺環境への負荷が低減される。
従来はポリエチレンシートでの被覆や保水マットの敷設などの方法があったが、いずれもシートとコンクリート表面の間に空間があるため、水の蒸発を抑制する事ができなかった。
②期待される効果は(新技術活用のメリットは?)
1)耐久性の向上
コンクリート表面の緻密化により酸性雨、海水等による中性化に対して耐性が向上することにより完成物件の耐久性を向上せさることが可能となる。
また、初期強度も高めに発現するため良好な構造物となり保全・維持にも有益となる。
2)品質の向上
水分蒸発の大幅な抑制のため表面が緻密になり、強度も向上する。
また、工期中完全に表面を覆ってしまうので汚れについてもほぼ防ぐことが可能となる。
3)散水作業の削減
本テープ使用のため材料とその施工費分は、増加してしまうが、施工面ではその後の散水養生がほとんど必要なくなるのでその分省力化となり経済性の悪化は圧縮される。

商品発売当初より人気の3M社コンクリート保水養生テープである。

やはり散水養生を不要にするという点は他の養生マットと比べ圧倒的なメリットとなる。

また、施工方法も容易のため、複雑な形の構造物にも対応可能である。

橋台やカルバートも容易に施工できる。







第1位


・アクアマットシリーズ

NETIS:CG-160015-VE  ただし現在NETISはアクアマットSPのみとなる。

専用ページ


参考卸価格

アクアマットSP34,000円

アクアマットS 20,000円

別途お取り寄せ送料


NETISのアクアマットSPページより

①何について何をする技術なのか?
・アクアマットSPタイプはコンクリート表面に敷設する養生マットであり、春期~秋期(特に夏期)の環境下において従来技術に比べ養生マットへの散水回数を大幅に低減する事が可能となる養生技術である。また、同時にコンクリートの品質(密実性)を確保することができる。

②従来はどのような技術で対応していたのか?
・従来は一般的な養生マット(例:ウレタンフォーム+不織布+PPクロス)によって養生し、頻繁に給水することで対応していた。また、夏期ではコンクリート表面における温度抑制の為の配慮(遮光材料等の使用)が必要であった。

③公共工事のどこに適用できるのか?
・現場打ちのコンクリート工事に対して全般的に適用可能であり、傾斜勾配10%以下の水平面に対応している。

各現場より評価の高いアクアマットシリーズ。

技術提案でもいまだに過去NETIS番号と記載し提案している。


アクアマットSの使用感想は、「べっしゃべしゃ」だった。

散水回数が大幅に軽減される。

施工短縮とともに品質確保も可能にした商品である。


アクアマットSでもこの評価であるのでアクアマットSPは金額が高くなるがS以上の効果が期待できる。








以上コンクリート養生マットランキングでした!


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