現在我々のインフラを支えてくれている橋梁の多くが耐用年数を超過しているのです。
そのため近年、国土強靭化に伴う橋梁補修工事が多く発注となっております。
橋梁の耐用年数は50年といわれてますが、なななんと2028年には全国の55%の橋梁が50年を超過してしますのです。
さて、このような橋梁の長寿命化に伴い行われているのが橋梁補修工事です。その中の重要な工種である塗装塗替。
塗替においては、有害物質の飛散であったり狭い足場の中での作業であったりと非常に大変な作業です。
そんな作業における素地調整を効率化できる商品をご紹介いたします。
こちらの商品は、重装備不要で1種ケレン相当の素地調整が可能なブラスト面形成動力工具であり、コードレス(バッテリー式)のため、港湾や洋上設備、橋梁部における高所のアクセス困難な場所での作業に適しています。
さらにNETIS登録もあり、皆さんの工事に活躍してくれることでしょう!!
では、いきましょう!!
ブリストルブラスター
素地調整1種可能型コードレス式電動ブラシ工具
商品概要:
・18Vバッテリーによりコードレスで素地調整1種相当に対応できる電動ブラシ⼯具を開発したことにより実⽤化された技術である。 ・従来は、コードレスの概念がなく、素地調整電動ブラシ⼯具は電源コード式が⼀般的であった。 ・使用できるブラシは、高い剝離力のブラスターブラシ、マイルドなブラッシングのストレートブラシ、及び下地を傷つけずステッカーや固着物やアクリル塗装等を剥離できるシリコンゴムディスクを、アダプターを介して付替えができる。 ・無負荷回転数:約2,300rpm。 ・稼働時間:1回充電で約20分、ポータブル電源ユニット(バッテリー4個装備)で約1時間。
導入のメリット:
・素地調整用の電動ブラシをコードレス式に変えたことにより、発電機等の電源移動が不要となり、施工性が向上する
デメリットとしては、バッテリー1個あたり20分しか連続稼働ができない点である。。。
しかし、ブラシ交換により2種ケレン相当の素地調整での対応も可能となっている。
これまで行われてきたブラスト処理とディスクグラインダー処理の弱点を改善できる工法となっていて、騒音及び飛散量ともに少なく作業員への負担や周辺環境への影響や負担も少ない。
これまで適用されてきた事例として、
塗膜剥離剤+ブリストルブラスターW工法
集塵機能付きダイヤモンドサンダー+ブリストルブラスターW工法
といった組み合わせで活用されている。詳細は下にある技術資料にて。
このブリストルブラスターで橋梁補修工事へのお役立てができれば幸いでございます。
ちなみに100VでNETISではありませんが、ブラストライカーも新登場しましたのでご参考ください。こちらもいずれNETIS登録になるかと思われます。
以上ありがとうございました。
なお、質問などはコメント、メールにてお待ちしてます。
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