※2023年8月20日編集と更新
今回は、技術提案の文章と商品の仕様について記事にしていきます。
ワンポイントアドバイスのため、情報量としてはそれほど多くありませんが、非常に重要なことであるので、技術提案部署の皆様はぜひ参考にして頂きたいと思います。
これまでの記事は、主に新商品や工法について紹介してきましたが、今回はそのような商品を実際に「文章書き提案する」という点でのアドバイスとなります。
文章と現場対応の整合性について
・発注者が技術提案を見ているポイントは、文章と現場対応の整合性となる
これまで様々な技術提案文章を拝見してきましたが、発注者がよく見る点、気にかけている点は、文章と現場対応の整合性ときちんと現場対応まで記載されているかどうかとなります。
以下に簡単な例文を紹介します。
ダメな例
異常気象による現場の対応、環境計測:24時間リアルタイムに現場の環境計測し〇〇値を超えたら警報メールやブザーで現場担当者や現場作業員にアナウンスし現場対応を行う
→24時間リアルタイムということは、現場が終了した夜間の対応はどうするのか?
整合性がありません。
商品を使用するのみの例:〇〇を使用し施工効率を上げる、省力化・省人化を図る
耐候性シートを使用し製品劣化を防ぐ
→実際に5人工から3人工と人工削減や耐候性が1年から3年にするなど数値として表します。
このように実際に提案して現場でどう対応するのかまでを明確に発注者にイメージまでさせることができると、文章と現場の整合性が生まれます。
発注者見ているのは、このような細かな点であります。
最後に
今回は、技術提案における提案文章と商品や現場対応の整合性について記事にさせて頂きました。他にも発注者が気にしている点はありますが、この整合性は非常に重要な部分であります。一つの参考として皆様の技術提案のお力となれたら幸いでございます。
以上ありがとうございました。
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