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建設ロボット特集:自動マーキングロボット TinySurveyor(タイニー サーベイヤー)




重機の遠隔操作、ロボットの導入と建設業界はますます自動化や遠隔化、ロボット化が進んでいる。時代の流れと共に建設業界も右に習えでこのような時代が進んでいる。


しかし、重機の遠隔操作やロボットの導入は、一般的な工事では難しくトンネル工事やダムなどにおける大規模工事が基本となっている。


さて、今回はタイトルのように自動マーキングロボットの紹介を行う。

建設ロボットの情報を求めている方や興味がある方が必見な内容となる。


これからますます導入が進むロボット化をこのブログを通してどしどし紹介していく第一弾となる。


でいきましょう。



自動マーキングロボット TinySurveyor(タイニー サーベイヤー)



メーカー:GreatSttarグレートスタージャパン株式会社








世界初の自動マーキングロボットが日本初上陸

データを送るだけで自動でマーキング開始、杭打ちの位置だしや線引きなど広い土地のマーキングに大活躍する画期的なロボットである。


特徴として、ロボットにデータ送信することで自走してマーキング開始する。特に広い場所での作業に実力を発揮する。

マーキングを手作業で行うと約1時間に60〜80点しか打つことができないが、このロボットだと脅威の最大600点ポイントを打つことができる。


従来の杭打ちはトータルステーションで位置決め、作業車を杭打ち点まで誘導するが、このロボットはデータ入力した点に自動マーキングするので毎回測量する必要はない。

自動でマーキングされたところに杭を打つだけである。



では、ここで一般的に多くの皆さんが使用している杭ナビと何が違うのかを説明しよう。



Q,杭ナビと何が違うのか?

A,杭ナビは位置をプリズムで誘導するため、作業自体は人となる。

対して、自動マーキングロボットは位置決め〜マーキングまで自動で進行するので、事前に線引きデータを準備すれば実作業はロボットだけで完結となる。



(株)NIPPOの活用事例を見てみよう

・実証

自動マーキングロボットによる路面切削箇所の位置出し作業の効率化

・結果

現在、舗装補修工事の準備工で行なっている路面切削箇所の位置出しは、メジャーや水糸などを使用して人力で作業しているが、あらかじめ設定した座標に合わせて自動的に位置出しを行うマーキングロボットを活用することで、走行している車線脇で行う危険な作業位置だし作業での安全性を向上できることが確認できた。


路面切削箇所の座標を事前に測量する必要があるが作業延長350m以上の外側線の位置だし作業であれば、事前作業を含めても従来作業より効率的であることを確認した。


安全性の向上、作業効率化による規制時間の短縮が期待される。


・今後の展開

高速道路上の位置座標を網羅的に取得し工事受注者に提供することで、さらなる現地作業の効率化を促す。



大手業者でも導入が進むロボット化。私の営業エリアである北海道は農業土木があり広大な土地での作業となる。このようなところでの使用は発注者満足度に繋がるだろう。

今後も商品が登場次第記事にしていく。



ありがとうございました。






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