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工事車両安全運行支援・運行管理システム「D-safety」がついにNETIS登録!VasMapを超えられるのか!?




土木改良工事や河川改修工事等における土木工事には、基本的に土砂運搬があり工事用車両の運行管理が重要となります。

特に土砂を積んだダンプが一般道を走行する際には、車両の管理はもちろんのこと、運転手の注意喚起も必要となります。昨今の煽り運転にも気を遣わなくてはなりません。


現場責任者がよく抱えるトラブルは、「ダンプに煽られた」や「危ない運転をしている」とクレームの電話が入りその対応に追われ、現場が一旦ストップしたことも聞いたことがあります。

このようなトラブルの防ぐためには、現場責任者が工事用車両の管理が重要となりますが、実際問題、運転手ひとり1人を管理することは不可能なのです!

なぜなら、土砂運搬では5台の車両が1組となり、数組が何往復も土砂を運搬します。

多い時には、20台の車両を導入しますし毎日違った運転手や車両となります。

これをきちんと管理するなんて想像するだけで困難とわかります。。。


しかし!

発注者は、担当している現場の工事用車両が一般道を走行する際には「管理どうしてますか?」と平気で確認してきます。やはり発注者も担当している工事で煽り運転などでクレームの電話なんてされたくないのです!


このようなことから、工事用車両の運行管理で皆さんの力となっているのが、アカサカテックのVasMapでございます!

数多くの現場で活躍し評価され、土砂運搬がある現場の技術提案では、VasMapは当たり前と言われております。


当たり前が故に差別化ができなく、もう評価されすぎて使い飽きてしまったのが現状です。そんな飽きやすいみなさんは「そろそろ新しい商品でないかな〜」っと思っているのです。


そんな中!NETISページを見ると仙台銘板のD-safetyがNETIS登録されてました!

これは皆さんに紹介しなくてはならない!っと思い記事にします。


是非是非、これからの現場に活かしてみてください!


では行きましょう!!!




工事車両運行管理支援・運行管理システム「Dーsafety」



メーカー:エコモット・中山組・仙台銘板

※窓口となるのは、仙台銘板のようです。


商品概要



ドライブレコーダー型車載機と専用クラウドサーバーにより、車両位置・経路情報の取得や注意喚起等による工事用車両の運行管理の円滑化や安全運行支援を可能とするシステム


主な機能から見る導入メリット


機能説明

1)Web管理画面による現在位置確認

インターネット接続環境下にて、60秒毎に自動更新される最新の車両位置情報を取得可能。また複数のPC・タブレットから同時ログイン可能

2) 音声ガイダンス

管理画面からの設定により、管理者が運転手に通知したい内容(ルート案内や注意喚起)を、車載端末からの音声にて運転手に通知することが可能 

ディスプレイ表示:車載端末からの音声通知に際し、各種メッセージを車載端末のディスプレイに表示可能


3)エリア検知機能・仮想ゲート機能

Webの管理画面上で特定のエリアを指定し、制限速度を設定することで、エリア進入時や速度超過時に、車載端末による運転手への通知や、メールによる通知が可能。またゲート設定により片側方向からのゲート通過を検知することも可能  再生スケジュール機能エリア進入・ゲート通過に際しての音声ガイダンスは、車両ごとに曜日や時刻を区切って設定可能

4)経路逸脱アラート機能

Webの管理画面上で特定の経路を指定し、経路からの逸脱を検知した際に車載端末での表示や、メール通知が可能

5)報告書の自動作成

月報・日報の形での報告書が自動的に作成される。日 報では運転経路や時刻、点数化された危険運転履歴を出力可能 

報告書作成(日報):運転経路、総合評価、運転評価(安全運転・エコ運転)、走行履歴(出発時刻・地点・到着時刻・地点・走行時間・走行距離)が出力可能 

報告書作成(月報):最高/平均速度、走行距離、運転時間、危険運転回数、速度超過回数、アイドリング時間超過回数、Co2排出量、総合評価、運転評価(安全運転・エコ運転)が出力可能



6) イベント検知★ポイント★

急挙動時等には車載端末により運転手への注意喚起が可能 

危険運転検知:車載端末に内蔵されている加速度センサ・ジャイロセンサで、急加速/急ブレーキ/急ハンドルの危険運転を検知し、車載端末により運転手へ注意喚起が可能 

速度超過検知:速度超過検知時に車載端末により運転手へ注意喚起 

Camera ADAS:車載端末のカメラ(車外撮影)にて「前方車輛への接近」や「片寄走行」を検視し車載端末により運転手へ注意喚起 

ドライバーモニタリング:車載端末のカメラ(車内撮影)にて「わき見運転」や「眠気」を検知し車載端末により運転手へ注意喚起 

動画送信:危険運転を検知すると、検知の前6秒、後4秒、合計10秒の映像を生成し、クラウドへ自動でアップロード 

静止画取得:デュアルカメラ(車外・車内撮影)の静止画を取得し、クラウドへアップロードが可能

7) ヒヤリハットマップ

急挙動等の情報を集計し、急挙動の多い箇所への進入時に運転手へ注意喚起が可能。またWebの管理画面上で、急挙動等の多い危険エリアを数値(件数)と色でわかりやすく表示・出力が可能

8)電波不感地域対応

電波不感地域運行時においても、車載端末に設定情報や運行情報などが保存されるため、音声ガイダンスや危険運転への注意喚起により運転手の安全運行支援が可能。また通信可能エリアに戻ることで。走行履歴データが漏れなく管理画面に反映される

9) カーボンニュートラル対応

停車継続時間が設定値を超えるとアイドリング超過として検知し、運転手への注意喚起や管理者へのメール通知が可能。また運転履歴よりCo2排出量の試算が可能


以上主な機能を書きましたが、大体の機能はVasMapと違いありません。

ただ「D-safety」の方が商品端末機能が優れていると思います。

ポイントは、イベント検知のCamera ADASとドライバーモニタリングです。

デュアルカメラ(車外・車内撮影)とあるように運転手の挙動も感知してくれるのです。

これにより「わき見運転」や「眠気」を感知して注意してくれるのは、事故を未然に防いでくれることにつながります。

してもないのに「携帯で通話しながら運転している!」っと変ないちゃもんをつけられても車内カメラがあれば、運転手を守ってくれることになります。つまり、現場を守ってくれることにもつながります。



D-safety vs VasMap


VS



さて、みなさんここが注目されるところかと思います。

「主な機能はわかったんだけど、結局VasMapと比べてどうなの?」っというところです。


そんな私が考える主なメリットは、以下の点です。

1、デュアルカメラにより運転手も管理

2、NETIS:Aで新しい商品

以上の点となります。

デュアルカメラで運転手の注意喚起は、「安全運転を可能にする」っといった文章構成で説得力のある技術提案が書けると思います。


次にデメリットは以下の点です。

1、在庫が1,100台

2、オプション機能が弱い。

3、商品単独の端末である。

以上の点となります。

今回のNETIS登録で多くの技術提案部署にも広まったと考えられます。

担当営業マンも周知に行うことでしょう。そうすると明らかに在庫不足が予想されます。


例えば、土砂運搬の現場を想定し運搬するダンプ20台にD-safety搭載するっという提案を10現場で実施したら、それだけで200台必要となります。

そう、明らかに1,100台では足りません。同じ商品が製造されているのかも気になります。これはどう対処するのでしょうか?気になるところです。

商品がないために不履行となるだけは、メーカーとして絶対にやってはいけないことです。


そして、オプション機能が弱いことと商品単独の端末であることは、かなりのデメリットです。VasMapの良さはスマートフォンにあり、システムのアップデートやシステム機器との連動・アレンジが容易なのです。

トラックスケールとの連動もオプションで対応することができます。

使用する商品は同じだけれども現場の考えによっては、さまざまな使い方ができるのです。


メリットとデメリットを書きましたが、どれはお互い仕方のないことです。特徴なのです。提案者は、これらを考慮した上で技術提案の作成に望ことが必要でしょう。



とはいっても、作業員の安全を守ることは現場管理者の仕事です。

運転手も立派な作業員です。

D-safetyのデュアルカメラで運転手と現場を守ることができれば、それ以上の運行管理はないと思います。

ここは、私の個人的な思いです。



運行車両の提案文章の依頼については、コメントやメールにてお待ちしております。


以上ありがとうございました。






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