今回は、実は評価されている災害対策の提案をご紹介いたします。
この記事は、簡易施工計画といったような場合に有効であり、技術ではないため、国土交通省などの技術提案案件には活用できないでしょう。
しかし!
施工計画審査、工程管理に係る具体的な対策などといった提案に活用評価されている文章でございます。
あれ?前回レーザーシールドを紹介するといったはずでは・・・?っと思われた方。
その通りです。前回レーザーシールドをご紹介しようと思いましたが、ちょっと脱線します!!
たまには、このような技術的な商品ではなく、文章のみで施工計画に使えるものを紹介しようかなと思いました。
では、行きましょう!!
異常気象や緊急時の対応、対策において工程遅延防止のために対処する工夫
例:異常気象における現場対応や河川の水位上昇における近隣住宅地への現場対応などなど。
対策として、
異常気象時には、〇〇川の水位上昇に起因する増水による侵食や作業箇所の住宅地への浸水を防止及び対策として、大型土のう100〜500枚、小型土のう200〜500枚、ブルーシート100枚、小型発電機2台、水中ポンプ4台を現場に常時準備し異常気象などに迅速に対応し災害を未然に防止し工程の遅延を防ぐ。
いかがでしょうか。
このような対策を施工計画として提案していましたでしょうか?
実は、このような技術的な商品ではなく、現実的かつ具体的な対策を文章として示せば評価されるのです。
この文章より、現場が異常気象があった場合、すぐに対応できるというイメージができます。発注者が評価している点は、ここのイメージにあると考えます。
加えて、現場で準備するのは、一般的に現場で浸かる資材でOKです。なんとコスパがいいのでしょうか。災害対策の技術的な商品というと現場の気象観測をクラウドで行うものなどがありますが、月々大きなお金がかかってしまいます。
コスパよく評価もされる提案を行うほか考えられません。
発注者に提案文章で現実的・具体的なイメージを示して、現場を獲得しましょう。
以上ありがとうございました。
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