さて、今年も4月が過ぎNETIS終了の発表がありました。
今年終了となる番号は、13から始まるNETIS番号となります。
一覧表を確認してくとよく提案されていた技術が多くございます。
皆さん、4月以降の入札に13から始まるNETISを活用しても掲載されていないのでご注ください!技術提案では、旧NETISと書かなくてはなりません。
今回は、NETIS終了となった技術リストからよく活用されているNETIS商品をピックアップして紹介します。
「あれ?このNETISもう終了になったんだ」っと感じてくれたらと思います。
では、行きましょう!
令和6年4月1日に掲載期間終了となる
技術リスト
私の経験において、技術提案で活用されていた技術をピックアップします。
・除雪用シートSP
⇨豪雪地帯では定番の技術。生産性向上で創意工夫でも提案されていました。
・無線式重機接近警報装置「HESAR」
⇨現在は主流ですが、無線式の重機安全対策の走り出しとなった技術です。
・建設機械に後付けするバックモニターシステム
「Fine Eye Monitor」
⇨現在はバックモニター搭載の重機が基本ですが、後付けができることにより提案に多く活用されました。
・レーザーバリアシステムLMSシリーズ
⇨立入制限区域がある現場の提案に活用されているレーザーバリアもNETIS終了となりました。しかし、こちらは後継品が様々なメーカーが出ているので代用しましょう。
・橋梁桁変位自動計測システム(3Dブリッジ)
⇨橋梁上部工事の提案で定番の技術となりますが、とうとうNETIS終了となりました。しかし、こちらは新たなNETIS番号取得してますので、そちらを今後活用ください。
・スーパージュライトシリーズ
⇨プラ敷でお馴染みのスーパージュライト。主に創意工夫で活用されてました。
・アスファルト混合物専用保温シート 保温レンジャー
⇨冬季舗装や合材プラントから離れた舗装現場よく活用されてました保温レンジャー
同等品があるので、そちらを活用しましょう。
・3次元変位計測システム(ダムシス)
⇨動態観測(沈下計測や橋梁工事といった構造物の変位計測)の計測が必要な現場では、ダムシスをよく提案されてました。私も適した現場には、よくお勧めしておりました。現在は、新たなNETIS番号を取得しているので、まだまだ息の長い技術であります。
・インテリジェントマシンコントロールブルドーザ
⇨マシンコントロールが普及してきた時に多く活用されてました。
・小型車載トイレ「のせるくん」
⇨トイレカーの走り出しであるのせるくん
・アローライン
⇨車線減少規制で路面に簡易矢印を設置できるアローライン。商品化当初は、よく活用されていたが車両が踏みつけ時にずれたりして、多くの現場に普及はしなかった。
・NEWネオソーラーⅢ
⇨工事灯で活用促進技術の登録から多くの規制現場で活躍してきたNEWネオソーラーⅢ
360°点滅の視認ができ、交差点やカーブの規制で提案すると評価されてきた。NETIS終了となるが、旧NETISで提案するのも選択肢の一つである。
・コンクリート湿潤養生マット「モイスマット」
湿潤状態を保つことができ、マスコンクリートの打設や大型プレキャストコンクリートの製造に最適な湿潤養生マットである。
現在は、様々な養生マットが商品化されているので同等品を今後提案しましょう。
以上、終了するNETIS技術をざっとピックアップしました。
3Dブリッジやダムシスといった技術提案では定番な技術も終了となってます。
NETIS NETIS番号が新たに取得されている技術もあるため、NETIS活用の際には注意してください。
現在、提供開始しているNETIS一覧表では、このようなNETIS番号の終了と更新も反映しております。会社内でのNETIS番号管理や更新反映するのが大変、面倒だと考える方は、是非お問合せください!
ありがとうございました。
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