セーフティコーン。建設現場では欠かせないアイテムの一つであり、一般道では工事と車両の区分けや立ち入り禁止に使用したり、または現場内の目印に活用されている。
設置するだけで現場の安全を提供してくれる頼もしい存在である。
購入してもレンタルしても比較的安価で現場の安全を提供してくれる頼もしい存在だが、使い方や設置の仕方を変えるだけでより効果的に現場に安全を提供してれるのはご存じだろうか?
それは、さまざまなセーフティコーンの色を活用して「見える化」することである。
重機に安全システムを導入したり高額な安全教育を行ったりすれば現場予算が圧迫されるが、このセーフティコーンにおける「見える化」は、色を変えるだけで安価に安全を導入することができる。
現場にとっては嬉しい限りだ。
しかし、導入現場は増えてきたが、まだまだ浸透していないので、この場でセーフティコーンの色分けによる安全の「見える化」を解説していく。
この記事を読んで是非導入を行なってほしい。
では、早速いきましょう!
・セーフティコーンの色分けで安全を「見える化」
現在、さまざまな色のセーフティコーンが発売レンタルされている。
赤、オレンジ、緑、青や黄色などだ。実際に現場に導入されているのは、赤・オレンジ・緑がほとんどでどれか一色が現場に並んでいる。
ここで疑問に思ってほしい。なぜ一色しか使わないのか?大規模な現場になれば目印や区分けを重要視しなくてはないない。境界がはっきりしないからだ。
事故が起きる要因として、区分けができていないことと人が見て判断できない視認性が悪いことは真っ先に改善しなくてはならない取り組みである。
ここで有効活用できるのがセーフティコーンの色分けだ。
例えば、危険エリアを赤やオレンジで設置し安全通路を緑で設置する。
どうだろう?この2色を使うだけで立入禁止区域と作業員さんが通る道がしっかりと区分けすることができ、なおかつ分かりやすい。
たった2色のセーフティコーンを使うだけで「見える化」ができるのだ。
さらに資材置き場や仮置き場を青色にすればバッチリだ。
そこらへんに資材が置かれることはない。
さらに黄色のコーンで開口部やクレーンの作業半径を区分けできればもう「見える化」のお手本のような現場だ。
いかがだろう?このように色を変えるだけで「見える化」ができるだ。
何気なく注文しているセーフティコーンの色をまずは変えてみよう。
これは単管バリケードでも有効だ。
是非ともセーフティコーンの色分けで「見える化」を獲得し安全を手に入れてほしい。
ご安全に!