皆様、前回はICT施工のiDig3Dをご紹介しました。
ワイヤレスで載せ替えできるICT施工の3Dマシンコントロールシステムの記事はこちらから⇩⇩⇩
そんなiDigですが、記事のなかでも紹介したように2Dもあり、どちらも載せ替えが容易で工事内容や様々な工種によって適性があるのです。
3Dは3Dデータが必要ですのでお金がかかってしまいます。しかし、3Dまではいらないだけれども2Dがあったら便利だなー。っと現場によって課題はさまざまです。
つまり、受注できた現場によって2Dにするか3Dにするか考える必要があります。
技術提案でも2Dと3Dの適した方を提案する必要がございます。
でもでも、どちらのiDigが現場に適しているかわからないですよね?
そこで今回は、iDig2Dと3Dを比較しどちらを選択するべきなのか分かりやすくします!
つまり、あなたにマッチしているiDigはどっち!?です。
では、行きましょう!!
iDig比較表
ICT活用工事での混合使用 状況に応じた使い分けが効果的!
ICT施工で必要なのは3Dデータ上の【切り始め】と【切り終わり】。状況に応じた使い分けが効果的です。
★混合で2Dを使う利点
①3Dマシンの有効活用 ②現場環境に影響されない高精度な掘削
01
混合使用例 - 例1
①3DまたはGNSS受信機で切り始め・切り終わりに印付け。
②あとはその間を2Dで掘削するだけ!
国土交通省 ICT活用における課題と対応事例D より。
混合で2Dを使う利点
① 生産性向上により、施工労務の削減効果が大きい ② 簡易型2Dマシンガイダンスバックホウを導入することで、ICT建機を早期返却
仕様比較表
最後に
今回はiDigの2Dと3Dの比較をご紹介しました。受注できる現場は中小規模や中長規模であったり、土工だったり管工事だったりとさまざまです。
どちらのiDigも適したものがございます。
一概に3Dが良い!っというわけでもございません。どちらにもメリットデメリットがあるのです。現場に適したものを選択することにより熟練オペレーター並みの技術を手に入れることができます。
職人が不足している中、最先端技術で高品質な現場を提供しましょう!!
ありがとうございました。
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